メンバー

私たちは、私たち自身を「カタリスト」と位置づけて自称しています。

これは、英単語の「catalyst」(触媒、促進の働きをするもの、相手に刺激を与える人)と、私たちが大切にしている対話を表す「語り」を掛け合わせた造語です。

それぞれが自分のフィールドを持つ、個性豊かなメンバーが集まっており、各プロジェクトに取り組んでいます。

  • 鎌田 實

    カタリスト/所長

    地域包括ケア
  • 鷹野 和美

    カタリスト/副所長

    公衆衛生学 医療社会学
  • 藤井 雅巳

    カタリスト

    マネジメント、ファイナンス、コミュニティデザイン
  • 大曽根 衛

    カタリスト

    共創プロセスのデザイン、場づくり、人材育成
  • 奥 知久

    カタリスト

    医療・ケア、健康づくり、医療体制整備
  • 横木 淳平

    カタリスト

    本質的な介護理論「介護3.0」提唱者 介護クリエイター、介護現場への研修、アドバイザー 介護を軸とした町づくり
  • 浅沼 絵美

    カタリスト

    退院支援・医療相談室では院内のみならず、行政や地域の多職種と連携を実践。
  • 山崎 久美子

    カタリスト

    看護師、関係性と健康
  • 鯉沼 裕二

    カタリスト

    事務業務全般、インハウスコンサルティング
  • 高橋 信一

    カタリスト

    病院事務運営、人材採用戦略、IT運用
  • 加納 一樹

    カタリスト

    人事全般、プロジェクトマネジメント
  • 小森 將史

    カタリスト

    内科診療、公衆衛生、ストリートダンス
  • 金児 大地

    カタリスト

    マネジメント、チームビルディング、リハビリテーション
  • 石塚 雄介

    カタリスト

    戦略・ブランディング・マーケティング・プログラミング・デザインすべてに精通。

カタリスト/所長

鎌田 實

専門領域

地域包括ケア

プロフィール

30代で諏訪中央病院院長となり、潰れかけていた病院を再生。「健康づくり運動」を実践し、脳卒中死亡率の高かった長野県を長寿日本一、医療費も安い地域へ。
91年より25年間、ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯へ100回を超える医師団派遣、約14億円の医薬品を支援(JCF)
2004年にはイラク支援を開始。4つの小児病院へ10年間で4億円の薬を送り、難民キャンプでの診察を続けている(JIM-NET)。
東北等被災者支援も精力的に活動

参加の経緯

医師・作家
1974年 東京医科歯科大学医学部卒
88年 諏訪中央病院の院長に就任
現在は、諏訪中央病院名誉院長、日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)理事長、日本・イラク・メディカルネット(JIM-NET)代表、東京医科歯科大学臨床教授

カタリスト/副所長

鷹野 和美

担当プロジェクト

まちだ丘の上病院 ヨリドコ

専門領域

公衆衛生学 医療社会学

プロフィール

日本で一番患者さんに優しいといわれる「諏訪中央病院」においてMSWとして勤務。自らの力不足を痛感して、人間科学研究科、医学研究科に進学。ヒューマンアカデミー顧問、県立広島大学助教授、長野大学教授、東京大学客員研究員等を経て、東大阪大学短期大学部介護福祉学科教授・学科長。著書に「チーム医療論」「チームケア論」「地域医療福祉システムの構築」等があり、一貫して、住民のためのチーム医療と地域医療・福祉に関して研究している。

参加の経緯

2025年までに基礎自治体は。地域包括ケアシステムの構築を迫られている。それが表面的な物理的・帰納法的システムにならぬよう、真に住民のための動的システムになるよにしなければならないと考えていた。そうした折、諏訪中央病院時代からの縁で、鎌田實先生に誘われ、藤井代表理事等の若くて優秀なメンバーと共に、再度「地域包括ケア」の構築及び運営に携わりたく参加した。

カタリスト

藤井 雅巳

担当プロジェクト

本別PJ全般、まちだ丘の上病院、西会津健康づくり、地域医療みらい塾 他

専門領域

マネジメント、ファイナンス、コミュニティデザイン

プロフィール

地域資本家。政府系金融機関、コンサルティングファームを経て、地域活性化ファンドのファンドマネージャーとして、全国各地の中小中堅企業や病院の再生に従事。その後、2017年に鎌田實医師とともに、地域の資源に着目した「地域包括ケア」から温かい地域社会のカタチを目指す地域包括ケア研究所設立とともに代表理事就任。みやび&カンパニー代表取締役並びにまちだ丘の上病院理事長兼務。

参加の経緯

日本全国各地の地域社会巡りと地元企業の再生支援などを経験する中で、地域社会の衰退を目の当たりにしてきました。そして、地域の魅力が失われていくことを感じました。地域が”自分ゴト”として関わる地域包括ケアを切り口として、温かな地域社会をつくっていくことができ、それが日本全体に広がっていけば、日本が元気になるのではないかと考え、研究所の立ち上げを決意しました。

カタリスト

大曽根 衛

担当プロジェクト

現在進行のPJ:西会津町、旭川医科大学、名寄市、星空キャンプ、まちだ丘の上病院、地域医療未来塾
過去のPJ:本別町、羽幌町、鹿追町

専門領域

共創プロセスのデザイン、場づくり、人材育成

プロフィール

(株)キーエンス、(株)ミスミ、(株)メディヴァを経て、2010年(株)アクリート・ワークスを創業。組織開発・人材育成を軸に医療機関の支援、各種教育プログラム開発に参与。2017年(株)テルメイクを創業と同時に北海道富良野市に移住。全国の自治体のまちづくりや企業等の組織開発など共創プロセスのデザインや人材育成支援を行う。複雑系の課題に対し、多様なアプローチで、様々なステイクホルダーと共創しながら、具体的な動きを創出していくことを大切にしている。
横浜市出身。1999年横浜国立大学経済学部卒業。

参加の経緯

研究所の創業メンバーとして参画しました。代表の藤井とは、私が医療機関の経営再生に従事していた2007年ころ、業務を受けたことがきっかけで出会いました。その後プライベートで親交を深め、「いつかおもしろいことができるといいよね」と定期的に情報交換していましたが、私が独立して医療の枠を越えて地域へのアプローチを意識し始めていた時に、鎌田實先生との初回会合に声をかけてもらったことがきっかけです。その時鼓動のようなものが聞こえたのを覚えています。たくさんの物語がそこから動き始めていきましたね(笑)

カタリスト

奥 知久

担当プロジェクト

西会津町、三豊市

専門領域

医療・ケア、健康づくり、医療体制整備

プロフィール

2008年大阪市立大学医学部卒業。2010年〜2018年諏訪中央病院にて鎌田實氏に師事。総合診療専門研修のプログラム責任者や在宅診療部門の診療責任者を歴任。2019年よりフリーランス医師として合同会社トモラボを設立。複数の自治体で健康づくりや人材育成活動に従事している。家庭医療専門医・指導医、在宅専門医。

参加の経緯

出逢ってから数年、きっと胡散臭い団体だと思っていた。〇〇研究所なんてアヤシイし電磁波が出てるんじゃないかと思っていた。それでも、何かの会で一緒になり、メンバーたちの地域に向かう真摯な姿勢と熱情に心打たれた。それぞれのメンバーが自分のプロとしての仕事を持ちながら地域包括ケアに本気である。このメンバーと地域づくりをするのは面白い。その一心で関わっている。

カタリスト

横木 淳平

担当プロジェクト

名寄市ICTを活用した医療・介護連携PJ
西会津町の医療と福祉施設の在り方検討PJ
三豊市「くらしのライフセーバーPJ」

専門領域

本質的な介護理論「介護3.0」提唱者 介護クリエイター、介護現場への研修、アドバイザー 介護を軸とした町づくり

プロフィール

本質的な介護理論「介護3.0」提唱者。
株式会社 STAY GOLD company 代表取締役、39歳。

工業高校卒業後介護の専門学校卒。
その後老人保健施設に就職、25歳でスタッフリーダーとなる。
31歳で介護付有料老人ホーム「新」施設長となり、2021年3月に介護クリエイターとして「株式会社 STAY GOLD company」を設立。書籍「介護3.0」を出版。全国の介護現場への職員研修、アドバイザー、介護を軸とした町づくりを実践。

参考動画『認知症になっても何も諦めない――「その人らしい生活を送れる」介護への挑戦』
https://creators.yahoo.co.jp/inotatsuya/0200364832
(YAHOO CREATORS 伊納達也氏)

参加の経緯

「まちづくりのカタリゴト」に参加させていただいたことがきっかけで、その後、仕事を一緒にさせていただく中でプロセスづくりや町づくりの考え方や本質を学ばせてもらいとても感動したことから。
今後の地域社会において多職種共同から多職種共創を目指していく必要があると思います。地域包括ケア研究所に介護という分野で参加できることにワクワク感と大きな可能性を感じています。

カタリスト

浅沼 絵美

担当プロジェクト

院内の外来化学療法室と緩和ケアチームの立ち上げと運営に携わる。

専門領域

退院支援・医療相談室では院内のみならず、行政や地域の多職種と連携を実践。

参加の経緯

祖父をがんで亡くした事をきっかけに、がん看護に興味を持ち学習を重ねた。
2003年日本看護協会より「がん性疼痛看護認定看護師」の認定を受け、専門的な知識のもとでがん看護を実践。

カタリスト

山崎 久美子

担当プロジェクト

ヨリドコ、竹林整備他

専門領域

看護師、関係性と健康

プロフィール

2003年卒。病院看護師を経て、2020年5月から地域・在宅に活動のフィールドを移す。自身のライフイベントを通して数々のクライシスを経験し、人生の探求テーマ「関係性と健康」にたどり着く。医療や介護の枠をはみ出して、まちづくりや経済の循環、生態系なども関心領域。SUP、アウトドア、農、読書、禅、落語にも興味あり。マイプロジェクトは、”暮らす人”として地域の人がつながる地域包括ケアを実践すること。神奈川県茅ヶ崎市在住、夫と3人の子どもとドタバタ暮らしている。

参加の経緯

医療の枠を超えて、ゆりかごから墓場まで生老病死に関わるにはどうしたらいいだろうと悩んでいたときに、通りすがりの本屋で鎌田先生の”「わがまま」のつながり方”という本を目にした。文末に地域包括ケア研究所のことが載っていて、藤井さんに連絡をしたのがきっかけ。「ほっと本別」の記事づくりのために門を叩いたgreenz.jpで編集インターンも続けていて、時々文章を書くこともしている。

カタリスト

鯉沼 裕二

担当プロジェクト

2002年東洋大学十勝・帯広調査「帯広・十勝におけるボランティア団体とNPOの展開」
介護事業会社、医療法人他、継承6案件実務

専門領域

事務業務全般、インハウスコンサルティング

プロフィール

東洋大学社会学研究科福祉社会システム専攻にてNPO、ボランティアについて現場に入りながら研究、2003年3月修了。介護施設運営会社に入職し、入居相談、経営企画部門を経て、20余りの事業を行うグループ総務の責任者を経験。その後M&Aや中国での介護施設立ち上げ、医療事業立ち上げの責任者を行う中で、閉鎖的な医療の世界の中で働く必要を感じ、実践。異文化の中での調整、事務業務の効率化を得意とする。

参加の経緯

藤井代表と、都内の病院にて継承者募集を行っていた際に出会い、その後、鎌田先生との食事会のお誘いを受け行ってみると、地域包括ケア研究所の立ち上げ決起会であることを知らさせ、その場で参加を決意。
決意したものの中々本格的に関われておらず今日にいたることを日々反省しつつ今に至る。

カタリスト

高橋 信一

担当プロジェクト

まちだ丘の上病院、ヨリドコ

専門領域

病院事務運営、人材採用戦略、IT運用

プロフィール

新卒で不動産管理会社、その後不動産管理システムの開発を手掛けるベンチャー企業にて業務システム開発や新規事業導入フランチャイズシステムの開発に携わる。2010年に医療系人材紹介会社へ転職し、約10年間医師の人材紹介コンサルタントを経験。2019年より地域包括ケア研究所に参加し、まちだ丘の上病院の経営企画室室長に就任。2020年4月より同病院事務長に就任。

参加の経緯

前職在職中に医療業界の面白さや可能性に触れる一方で、『急性期偏重』に感じられる制度や仕組みに疑問を感じる。
勉強会で知り合った藤井代表が、地域包括ケア研究所の立上げとまちだ丘の上病院の経営参加をする事を知り、医療の現場から慢性期医療をより良くしたいと思い参加を打診した。

カタリスト

加納 一樹

担当プロジェクト

まちだ丘の上病院、ヨリドコ

専門領域

人事全般、プロジェクトマネジメント

プロフィール

医療機関経営コンサルタント(ハイズ株式会社)を経て、まちだ丘の上病院に2020年4月入職。人事課長、経営企画室室長に就任。2018年にヘルスケアオンラインコミュニティSHIPを立ち上げる。コミュニティを運営する傍らで、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科公衆生成学コース(堀田聡子研究室)に通い、コミュニティについて研究をする。2020年3月同研究室修了。FFS理論を用いた個人の特性を生かしたチーム分析と個人のキャリア相談が趣味。

参加の経緯

大学院で学んだ医療政策の視点の「地域包括ケア」と研究所メンバーが提唱する現場視点の「地域包括ケア」の微妙な言葉の違いに興味を持った。
ロジカルとナラティブの狭間にある地域包括ケアの本質を知りたいと思い、参画した。

カタリスト

小森 將史

担当プロジェクト

まちだ丘の上病院

専門領域

内科診療、公衆衛生、ストリートダンス

プロフィール

東邦大学医学部卒業後、初期研修および後期研修を亀田総合病院で過ごす。その後英国留学を経て、2020年春よりまちだ丘の上病院へ着任。2020年10月より、院長就任。
総合内科専門医、MPH。
https://note.com/machioka/n/n50c60b4e5c44

参加の経緯

研修医から急性期医療を行う大規模病院で内科医として臨床にあたった後に、3年目の時に、100床程度の地方の小規模病院に1年間出向することになり、医師に求められるスキルについて考え直すきっかけがあった。
すなわち、医師は臨床以外のスキルも身につけるべきだと思うようになり、その頃に出会ったのが、地域包括ケア研究所の勉強会。その中で、あらためて「臨床・経営・地域コミュニティづくり」など、その全てができるの場所として、”まちおか”に出会った。

カタリスト

金児 大地

担当プロジェクト

三豊市くらしのライフセーバーPJ

専門領域

マネジメント、チームビルディング、リハビリテーション

プロフィール

理学療法士
2012年理学療法免許取得後、在宅領域を中心に経験を積み2015年に株式会社familinkを起業。2018年より介護事業をスタート。大阪市鶴見区を中心に介護事業4事業、自費事業2事業を立ち上げ。医療・介護の垣根のない連携をモットーに地域に根ざした活動を展開している。

参加の経緯

カタリストである奥先生、横木さんと大阪で活動を共にする中で活動に共感し、参加させていただきました。

カタリスト

石塚 雄介

専門領域

戦略・ブランディング・マーケティング・プログラミング・デザインすべてに精通。

プロフィール

佐藤可士和氏とともに楽天のブランディングを主導
現在、大学生向けに無料で利用できるコワーキングスペースを運営
現在、多数の会社のコンサルティング実施
また、大学生が無料で利用できるボランティアスペースを渋谷で経営しており、大学生との大きなコネクションを持つ。

参加の経緯

2009年大阪大学大学院システム創成専攻修了(ロボット工学、プログラミング)
2009年楽天株式会社入社(戦略・ブランディング・マーケティング)
2015年2月株式会社Ymix設立、代表取締役就任

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