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case.

地域医療実践「まちおかプロジェクト」

クライアント
なし
主担当
藤井
サブ担当
高橋、浅沼、加納、小森、鎌田、大曽根、奥

依頼の背景

潰れかけた旧・南多摩整形外科病院の再建の依頼をきっかけとして、町田市小野路宿から始まる地域の医療や健康課題に応えていく取り組み。

課題

都下に宿場町の歴史と、多摩丘陵の自然の里山が残る小野路町をはじめとした町田市中部から北部エリアは、交通の利便性の悪さや地域の産業構造などの面から、少子高齢化の問題や、医療や福祉のサービスが十分に届かないことによる問題を抱えていた。
また、町田市全体としても、福祉に取り組んできたものの、障がい者向けの医療的ケアやリハビリなどが十分に提供されていないなどの問題を抱えていた。
「まちだ丘の上病院」として再建しながら、地域の医療や福祉の課題解決に取り組んでいく。

アクション

まちだ丘の上病院(旧・南多摩整形外科病院)を再建し、地域に必要な慢性期の入院医療を提供し、地域の中での役割を担うことからスタート。
地域の医師会をはじめ、ケア会議や、多職種連携の場に参加し、地域に必要な医療や福祉の機能を切れ目なく提供するための、役割を果たすことを少しずつ開始した。
https://machida-hospital.com/

また、鎌田實所長をはじめとして、地域に向き合っていくための必要な知識や一歩目を知っていただくため、地域に向けた勉強会や研修会も多数企画。
さらに、地域住民向けには健康講話や健康サロンなどを継続的に提供し、地域の健康意識を少しずつでも変えて行動変容につながるような取り組みを実施。
2021年2月地域の医療と健康と食とつながりのスペース「ヨリドコ小野路宿」全面オープンし、訪問診療などにも力を入れていく。
https://yoridoko.com/

成果

<地域のニーズに応える>
・地域で不足している慢性期病床利用率の改善(30%台⇒90%台までの改善)
・プライマリ・ケアを実現する外来利用者増加
・訪問看護ステーション立ち上げおよび地元利用者増加

<地域医療に応える組織づくり>
・医療スタッフの増加(80名程度から120名程度まで増加)
・頑張る人が評価される評価体系
・院内での多様な学びの場づくり
・外部からの実習などの受け入れ多数

<地域の健康の底上げ>
・コミュニティスペース「ヨリドコ小野路宿」の開業
・地域に向けた健康講座や勉強会など

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私たちの活動

地域包括ケア研究所の活動は、地域包括ケアシステム構築支援から医療・福祉施設等の組織改革支援、住民の行動変容サポート(健康づくり)、医学生や看護学生等学校教育支援などまで、多岐に亘ります。それぞれの活動(プロジェクト)は、以下をご覧ください。

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